ただやみくもにダイエットや運動をしても、自分に合った方法でないと、うまくいかないものです。
今回は、太ももが太る原因を探っていきましょう!
太ももが太いのは脂肪、むくみ、筋肉のせい!
太ももが太くなる原因の代表的なものは大きく分けると以下の3つです。
- むくみ
- 脂肪(セルライト)の蓄積
- 筋肉
では、それぞれの状態と太る原因を詳しくみてみましょう。
むくみが原因
血の巡りが悪くなり、リンパ液や老廃物などが下半身に溜まってくるとむくんでいるように見えます。
特に女性は男性に比べて筋肉の量が少ないので、リンパの流れが悪くなり、疲れや冷えからくる血行不良が原因で老廃物が溜まります。
こんな人はむくみが原因!
- 立ち仕事やデスクワークで同じ姿勢を継続していることが多い
- 冷え性で常に太ももが冷たい
- 水分をとりすぎている
- 冷たいものをよく食べている
脂肪(セルライト)の蓄積が原因
セルライトは、脂肪の細胞に老廃物が絡み合って大きくなり、燃焼しにくくなってしまった脂肪細胞のことです。
単純な脂肪は運動などで燃焼できても、蓄積されたセルライトとなってしまった脂肪はなかなか燃焼されず、太い太ももにつながります。
こんな人は脂肪が原因!
- 太ももを指でつまむことができる
- 膝の周りにも肉がついている
- 両手でしぼるようにすると、表面がぼこぼこしてみえる
- 素足のままで生活している
- 湯船に入らず、シャワーで済ませている
筋肉が原因
筋肉が原因で太ももが太い人は、筋肉を鍛えることで筋肉自体が強く太くなっています。ちょうどスピードスケート選手や競輪選手などの太もものようなイメージです。
筋肉が原因で太ももが太い人と思っている人の多くは、ただ筋肉が原因というより、スポーツをやめたことによって筋肉が落ち消費カロリーが減ったにも関わらず、食べる量を減らさないことによって太っていることが多いのも現実です。
こんな人は筋肉が原因!
- 過去にスポーツをやっていて筋肉がついてしまっている
- 今もスポーツをやっている
- ヒールの高い靴を履くことが多い
骨盤の歪みで太ももが太る!?
骨盤の歪みが原因で太ももはどんどん太くなる!
骨盤が歪むと太ももが太くなるメカニズムは、骨盤が開くことによって骨を支えている筋肉がゆるみ、使わなくなることによってそこに脂肪がつくという悪循環が起きています。
太ももの内側に脂肪がついている場合は、重心が外側になっています。内転筋(太ももの内側の筋肉)を使わないことによって内転筋が衰え、内側に脂肪がついていきます。
さらに、からだの重心が外側になることによって、骨盤がゆるみ、他の筋肉もゆるんでしまい、外側や前側にも脂肪がつくという悪循環になるのです。
こんな人は骨盤の歪みが原因!
- 靴の底が外側からすり減っている→骨盤が外に開いている
- 靴の底が左右片方だけ減っている→骨盤が歪んでいる
- 気がつくと姿勢が悪い、猫背になっている
- 椅子に座るときについ脚を組んでしまう
- 鞄をいつも同じ肩にかけてしまう
- 何もないところでよくつまづく
- 長時間の正座ができない
- 立っているときにどちらか一方の脚に重心をのせてしまう
いかがでしたか?
太ももが太る原因は人それぞれです。複数に当てはまり、その相乗効果でさらに太くなってしまう人もいます。
自分の太ももがどういう状態になっているのかを知ることで、対策や普段から気をつけることも変わってきますね(^o^)